国道324号の一部、長崎市浜町(はままち)にある珍しいアーケード
アーケードの道が国道に指定されているトンデモ道路。全国で見てもアーケードになっている国道は、ここともう一つは国道170号に指定されている大阪のサンロード瓢箪山(ひょうたんやま)商店街の2ヶ所しかない。
アーケードの両端におにぎりが設置されているのは全国でここだけで規模もこちらの方が圧倒的にデカく、見ごたえのある国道になっている。
朝の5時~10時までの5時間だけ車両の通行が可能。そのため「酷道」と揶揄されることもあるようです。山の中の酷道ではなく、迷走酷道に代表される都市型酷道の部類ですな。
アーケード東端~崇福寺(そうふくじ)電停(でんてい:路面電車停留所)間の国道324号はいかにも路地といった感じで、一部東から西への一方通行区間がある。明らかに南側を並行する長崎市道の方が圧倒的に広くていい道です。路面電車も走っていて雰囲気もある。いくら何でも国道指定を見直すべきなんじゃないのかと思うが、変更したらしたでこの道の味が無くなってしまうのでこのままでもいいか…。
勝手に独断と偏見で道の評価(かなり適当です)
景色 | :2 |
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道路の状態 | :4 |
道の長さ | :2 |
異質度 | :9 |
総合 | :7 |
地図
走行動画
アーケードとおにぎりのコラボが見れるのは全国でもここだけ。

静まり返ったアーケード内部。少し曲がっているがほぼストレート。

アーケード西端にある銕橋(くろがねばし)。日本最初の鉄の橋として初代が1868年(明治元年)に架けられた。

崇福寺電停から少し入った場所。国道の続きは左折だが一通…。

佐世保市にあるアーケード。
屋根が直線に繋がったアーケードとしては日本一の長さ。許可車以外終日進入禁止なのが残念…。
アーケードの途中を交差して走っている松浦鉄道の佐世保中央駅~中佐世保駅間は200mで、逆に日本一短い駅間なんだそうだ。
