オランダ坂

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長崎市東山手町(ひがしやまてまち)にある全国的な知名度を誇る坂

オランダ坂は日本の道100選の一つなので、とりあえずバイクで走ってみた。
長崎には出島があった影響で明治の開国後は西洋人をすべて「オランダさん」と呼んでいて、以前は外国人居留地のあるこの辺り一帯の坂をオランダ坂と呼んでいたらしい。現在では主に活水学院下の坂、活水坂、誠孝院(じょうこういん)前の坂がオランダ坂と呼ばれているとのこと。(長崎市公式観光サイト「あっ!とながさき」より)
一番有名なのは活水女子大学へ上っていく坂で、「オランダ坂」の標柱がある坂の写真でよく取り上げられる一番有名なもの。ここが活水坂だと思うんですがね。で、実はオランダ坂の標柱はB地点付近の誠孝院前の坂(google mapでは「大浦オランダ坂」と表記)にもあります。一番最初に「オランダ坂」と呼ばれたのは誠孝院前の坂で、元々は活水坂にしか標柱が無かったが、元祖にも…ということで2つになったらしい。
活水学院下の坂はA地点~C地点の坂の事だとは思うが、調べると説明がまちまちなので自信は無い…。顕彰碑のあるC地点の分岐から東山手十二番館までの例の一番有名な所だというサイトも見たし、観光案内所の人は考えた挙句A地点から誠孝院前の坂に至るまでの部分だと言い、イマイチ正確な所は分からなかった。
ここオランダ坂は札幌の時計台、高知のはりまや橋と並んで3大がっかり観光地の一つに上げられるが、個人的には悪くないと思いますがね。沿道には東山手十三番館、十二番館と洋館が立ち並び、無料で見学できるようです。
自分は大浦天主堂の方がよっぽど…だったけど。現存する日本最古の教会でステンドグラスが有名。国宝でなおかつ現在は世界遺産。ただ期待とは裏腹に、中にはデカいスピーカーが設置されてて大きな音で説明を垂れ流していて、教会自体も敷地は大きくないのですぐ見終わってしまい、なんだかな…と思ってしまった。調べてみると自分が行った時は世界遺産になるずっと前で入場料が300円だったようだが、今は1000円も取るんですな(2022年現在)。維持費が掛かるからだとは思うが、個人的にはあれで1000円は流石に…と考えてしまう。
人それぞれなので何とも言えないが、観光名所の感じ方は事前の期待値でかなり変わる物だとは思う。

勝手に独断と偏見で道の評価(かなり適当です)

景色 :6
道路の状態 :4(趣のある石畳だが雨の日は怖そう…)
道の長さ :2
総合 :6

地図

走行動画

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車載動画を撮る以前に行った時の写真。もうちょっと上手く撮れと…。

オランダ坂

誠孝院前の坂。こちらにも「オランダ坂」の標柱あり。

誠孝院前の坂

A~Cの坂。ここが活水学院下の坂だと思うんですがね。

オランダ坂

日本の道100選の顕彰碑

顕彰碑

顕彰プレート

県道最西端

大浦天主堂。白く再塗装したりと確かに維持費は掛かるかもしれないが。 大浦天主堂

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